左写真:葉に異変が?
実がついた付け根の部分にある一枚の葉だけがみるみる枯れだした。
左写真の中央の茶色い葉です。
おそらくそのまま葉が茂っていては、
葉の茎が邪魔で実が大きくなりません。
そこで実を大きく付けるために、自ら葉を落とす行動に出るのでしょう。
おそらく他の実も大きくなるに従いそうなるのでしょう。
パパイヤを育てたことのある人は
当然のことのように知っているのかもせれませんが ……
しかし、小生にとっては、ちょっとした発見です。
中写真:どこへ消えたの?
4〜5年前、大量発生してソテツに被害を与えて話題になった
クロマダラソテツシジミです。
偶然、新聞に取り上がられた頃、撮影していました。
全く見たことのない個体なので、図鑑を調べようと
思った矢先の新聞報道です。おかげさまで、 手間が省けましたが、
同時に驚きのできごとでした。
しかし、去年を最後に、姿を見かけることもありません。
蝶は、よくこういう行動(?)を繰り返します。
これと同じような発生〜消滅を目撃したことが過去にもあります。
小生が、小学生の頃、確か、オナガウラナミシジミだったと思います、
これは、旧キリ短(現 首里城)のゲッキツの群生で小生が発見し、
近くの旧琉球大学の風樹館(現 首里城)へ問い合わせたものです。
ちょうど居合わせた先生の話によると新種か、とても珍しい個体だと
言っていました。でもその時点では名前は分かりません。
その後、名前が判明し、新聞にとり上げられていました。
貴重な体験でした……。が、
新聞には小学生が見つけて、知らせてくれた
などという文言は、1行も見つけることはできませんでした。
ちょっと悔しい想いをしたこと覚えています。……
あの時自分が、もう少し大きかったら…… もっと知識があったらと……。
この蝶は、突然1年で消えてしまいました。
右写真:今年は大発生!
イシガケチョウと云います。
沖縄では、1年通して、よく見かける蝶です。が
今年は、状況がまるで違います。よく見るどころではなく
大量です、ワンサカです!
これは、気象条件などで、幼虫の食草が、大量に育ったからだと思います。
それから、オオゴマダラが去年ぐらいから、個体数を減らしている
そうです。あれだけ、各地で、養殖し放蝶しても定着しないのですね ……
自然の営みは、人間の都合どおりにはいかない? 人間のおごりかも……
自然を見守り、環境を壊さない努力の方がもっと大切かも……
コメントをお書きください