事務所、近くの末吉山の小径で草刈りが行われました。
お陰様できれいになり気持ちよく散歩ができるようになりました。
我が事務所の庭も、梅雨時季で草の成長も早いです。
本題に入る前に今回の舞台とキャストを紹介します。
左上:今回の生態系の舞台。
中上:雑草の代表格、タチアワユキセンダングサ。
右上:これも普通に生えている雑草、ランタナ。
左下:庭に訪問するツマグロヒョウモン(産卵中の写真)。
中下:庭で暮らすツマグロヒョウモンの幼虫。
右下:この舞台の生態系の頂点に君臨するイソヒヨドリ。
雑草が刈られた小径を気持ちよく散歩して
事務所に戻ってきました。ふと庭を観た時、
幼虫を見つけました。ツマグロヒョウモンです。
過去に、産卵をしてる蝶のことを思い出しました。
この6つの画像には、深い因果関係があります。
我が庭は、一見、草ボーボーです。
しかし、程よい刈り方で、食草を残すことで
蝶が産卵〜孵化〜幼虫〜サナギ〜蝶、と命をつなぐことができます。
しかし、キレイに刈ると草が残らず、蝶の家族は生きていけません。
また、短く刈ると隠れ家を失い、イソヒヨドリの餌食となるのです。
そのシーンは何度も目撃しています。
しかし、ヒヨドリは幼虫に生かされ、蝶は雑草の蜜に生かされています。
雑草は、落ち葉や、昆虫の糞、鳥の糞、様々な栄養源で大地を肥沃にし、
生かされています。命の連鎖です。
もうひとつは、小径の草刈りです。
我々人間にとっては、センダングサもランタナも邪魔な雑草です。
しかし、ここで暮らす昆虫にとっては、命に関わる重要な蜜源です。
人間が自然に手を入れるということは実は、大変なことです。
一瞬で生態系を破壊することにもなります。
しかし、人間にとって草刈りは、必要な行為です。
自然の生態系と人間の生態系(社会システム)の折り合いを
どの辺でつけるかが課題です。
答えをだすのは至難の業です。
しかし、一人一人が、命あるものを尊重すれば、よい関係が築けると思います。
草刈りは…人間にとっては「善」。
昆虫たちにとっては「悪」。
命あるものは矛盾を抱えて生きているのかな?
それでもこの地球で、すべてのものが生かされています。
よい関係を保ちつつ生きていきたいものです。
小さなスペース(空間)で繰り広げられる食物連鎖と生態系のドラマ。
マクロな話だけど、偉大なスペース(宇宙)を感じますね……
オタクな話だな〜! …………ツカレタ〜
実は、フユ〜(怠ける/草刈りを)するための口実だったりして……
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Mitsue Daub (金曜日, 03 2月 2017 18:38)
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