北森と書いてニシムイと読みます。
沖縄方言では、北をニシと読みますが、
北森を西森と表記しているサイトが多く見受けられます。
場所は、那覇市首里 儀保交番所近くで首里城北側に位置します。
小生の事務所から徒歩5分くらいの場所です。
儀保(じーぶ)村の御嶽として弁財天を祀る拝殿(ふぇーでぃん)が
1657年に建てられた場所だそうです。
いまでは香炉があるだけの拝所となっています。
北森御嶽入口の右脇にある拝所。
「黄金豊饒神」とあります。
格子で塞がれた洞穴の前に
香炉があります。
参道も石畳道に整備され
擬木の手摺冊も設置されています。
数年前までは、
草ぼうぼうの道でした。
香炉の後ろは
洞穴になっている。
続いて進むと開けた場所に出て
階段があります。登りきると
数基の香炉があります。
左側は、儀保町土地地盤
「守護神」「火の神」とあります。
手前三基の香炉には左から
「今世」「中世」と刻まれている。
右端は欠損して解らなかったが、調べたところ
「先世」であることが判明。
今世(イマユー)は、現代で
中世(ナカユー)は、舜天王あたりからの王国時代、
先世(サチユー)は、琉球開闢の神々の時代。を
指すと思われる。
さらに西へと進むと広い場所に…
弁財天を祀る拝殿(ふぇーでぃん)は
もしかして此処に在ったのかな?
写真奥に見えるのは「竜宮神」の拝所。
さらに奥に見えるのは、
那覇市街地と東シナ海。
丘陵西側の広場、西奥が「竜宮神」拝所で
東側には「慈母観音菩薩」の拝所がある。
隆起サンゴの岩を背に、亜熱帯の植物に包まれ、
ひっそりと佇む拝所です。
中央に在るのが「竜宮神」の拝所。
その向こうは崖っぷち。
そこからは、末吉公園・ゆいレール市立病院前駅
那覇市街地・慶良間諸島を臨むことが出来ます。
「竜宮神」拝所の下は崖っぷち。
ご覧の眺望です。
神聖な場所ですので、
厳かな気持ちで手を合わせ
踏み荒らさないように注意しながら
眺めましょう。
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