琉球国王の即位儀礼である「冊封」の際に、
この玉冠(皮弁冠)、龍衣(皮弁服)、王印(鍍金銀印)が中国皇帝から授けられた。
「玉冠」は、金・銀・碧玉・水晶・珊瑚などが12本の金筋にそれぞれ24個ずつ
施されているそうです。
「王印」は、印鑑写真の左側は篆書体で、右側は満州文字で「琉球國王之印」と刻んである。
満州文字で刻まれているのは、清朝のルーツが満州(満州族/女真族)だからです。
龍衣(皮弁服)。立浪・龍・瑞雲などの
吉祥模様が施されている。御蟒緞(うまんとん)
と呼ばれた。
冊封儀式の様子。三跪九叩頭礼。
拝礼後、闕庭(けってい)で
中国皇帝からの贈り物を賜る。
コメントをお書きください