弁ヶ嶽
西側参詣道
弁ヶ嶽
大嶽(ウフタキ)
弁ヶ嶽
大嶽(ウフタキ)
小嶽(クタキ)
大嶽(ウフタキ)
首里城から観た弁ヶ嶽
弁ヶ嶽(べんがだけ/ビンヌウタキ)は、
首里城の東方約1kmにあり、標高約165.7mで、峰全体がご神体となっている。
参詣道(さんけいどう/写真左上)を挟んで
東側の小高い杜に大嶽(ウフタキ/写真中上・右上)
西側の低い方に小嶽(クタキ/写真左下)があります。「琉球国由来記」によれば、
大嶽の神名は「玉ノミウヂスデルカワノ御イベヅカサ」、
小嶽は「天子」(テダコ)と記されています。
王府時代、1・5・9月に国王が親(みずか)ら訪れ祭祀が行われました。
また、石門(沖縄戦で破壊消失)は、園比屋武御嶽石門とともに築かれたと云われ、
その構造や工法も似ていました。
現在は、コンクリートづくりの門になっています。(案内板より抜粋)
大嶽は久高島への遥拝所で
小嶽は斎場御嶽(セイファウタキ)への遥拝所と云われている。
弁ヶ嶽は、真嘉比川と安里川(金城川)の水源を持ち
首里城をとり囲むように左右を流れ、綾門大道(アヤジョウウフミチ)の先、
松川(これは地名です)で合流しています。
大嶽頂上から眺めると首里城を
水脈でもって背後から包むように、守っている……
そのようにも観えます。
背後の守り神 玄武として首里王府を守護しています。